成田空港を活用した新しいビジネス創出を目的として、会員である日本航空(株)にご協力いただき、「おいしい千葉と空の商談会2019春」を3月19日(火)にホテル日航成田で開催しました。
バイヤーとして日本航空関係先企業8社(10部門)をお迎えし、多数の申込の中から今回は55の県内事業者の方々に出展者として参加してもらいました。
商談会では、参加事業者がバイヤーと直接テーブルを挟んで商談する個別商談と、参加事業者がブースに商品を展示しバイヤーに見てもらう展示商談の機会を設けました。具体的な取引のための商談に加え、バイヤーから取引につながる商品づくりのアドバイスを受けたり、他の参加事業者との交流が生まれたりと、参加事業者にとっては気づきの多い商談会となりました。また、バイヤーにとっても、「まだこんなにおいしい商品があったとは」と語るなど、新しい気づきの場となりました。
当協議会としては初となる催しでしたが、会員経済団体、会員金融機関のほか、地元経済団体にもご協力いただき、まさに『オール千葉』の全精力を結集して開催し、非常に活気ある商談会となりました。
特別顧問である森田千葉県知事も駆けつけ、激励のあいさつをしていただきました
日本航空(株)藤田副社長によるあいさつ
バイヤーも熱心に千葉の逸品を探します
おいしそうなトマトに思わず手を伸ばす森田知事
生鮮食品、加工食品、お菓子、お茶、お酒などさまざまな食品が並びました
当協議会の監事でもある千葉県中小企業団体中央会の平会長によるあいさつ
個別商談ではあらかじめ聞いたバイヤーニーズに合う商品をプレゼンします
展示商談はさながらデパートの物産展のように華やかです
バイヤーも試食をしながら各ブースを回ります
3月2日から10日にかけて高知市中心街を中心に開催されたイベント「土佐のおきゃく」に成田国際空港(株)及びジェットスタージャパン(株)と連携して、3月9日・10日の2日間、12月19日に新規就航した高知‐成田線のPRを実施しました!
「おきゃく」とは土佐弁で宴会のこと。メイン会場の中央公園は、その名のとおり昼間からお酒を飲みかわす人や家族連れなどで賑わい、ブースには約1,800名もの高知のみなさまに立ち寄りいただきました。高知に負けじと千葉の地酒を持ち込み、千葉の観光や魅力をPRしました。
商店街近くに構えたブースには、多くの人に立ち寄ってもらいました
チーバくんも駆けつけてPRを手伝ってくれました
成田空港を経由する訪日外国人の県内誘客の促進を目的として、千葉インバウンド促進協議会との共催により、ランドオペレーターの方々と両協議会会員のホテル事業者・交通事業者・観光事業者等の皆様との商談会を2月25日(月)マロウドインターナショナルホテル成田で開催しました。成田空港活用協議会としては4回目の開催となります。
ランドオペレーター15社、会員31社・団体が一堂に会した商談会では、冒頭、千葉県からインバウンド誘致にかかる支援や今後の取り組みについて参加者に説明があり、その後、各ブースで商談が行われました。
各ブースでは、訪日外国人に千葉県をもっとよく知ってほしい、体験してほしいという全参加者の共通の思いの実現に向けて、熱く意見交換がされ、より旅行者のニーズに合った魅力的な商品の造成や県内への外国人の誘客の更なる増加に繋がることが期待されます。
また、商談会終了後に実施した交流会では、商談会で伝えきれなかった話や情報交換を行うことで、更なる交流を深めていただきました。
商談会場の様子
各ブースで熱い商談が繰り広げられています
商談会では10分間であいさつから商材のPRまで行います
交流会では和やかな空気で情報交換が進んでいました
集合写真
成田空港を中心として生まれる人・物・財の流れを、県内各地域で取り組まれている地方創生の動きとどのように連携させるべきかを考えるため、地域振興に深い知見を持つ藻谷浩介氏(㈱日本総合研究所主席研究員)を講師としてお迎えし、「平成30年度第3回県内経済活性化ビジネスセミナー~成田空港から地方創生を考える~」を開催しました。
講演では、冒頭、日本及び地域の人口構造などを例に、統計データに基づいて現状を理解することが重要である旨の説明があり、その上で、千葉県が活かしていくべき地域資源のアドバイス等、国内で取り組まれている先進事例等を例に、これからの県内各地域の目指す方向性について提言がありました。
参加者からは、「身近に観光資源はたくさんあることに気づいた」、「観光、とりわけ外国人相手のビジネスのヒントを得られた」等、各地域の取り組みに関するヒントを得られたという感想のほか、「風潮やイメージにとらわれないモノの見方について考えることの重要性を再認識した」、「事実への認識が不足していることを痛感した」等、個人の仕事の取り組み方の意識向上についての感想もあり、示唆に富んだ内容となりました。その他にも、「とにかくやらなければ何も得られない」、「資源の活用を本気で考える」等の声もあり、地方創生への機運醸成を図るよい機会となりました。
水野参与(ちばぎん総合研究所取締役社長)による主催者挨拶
途中、クイズもあり参加者は考えながら講演を聞きます
講演する藻谷氏
講演の様子
成田国際空港(株)及びジェットスター・ジャパン(株)と連携し、10月20日と21日に長崎市水辺の森公園において開催されたLovefes2018(KTNテレビ長崎・FM長崎主催)で、9月6日に新規就航した長崎-成田線のPRを実施しました!
市中心部からほど近く、また海も見える絶好のロケーションと見事な秋晴れ(少し暑いくらいでしたが・・・)の中、私たちのブースでは約2,700名の長崎県のみなさまにイベントにご参加いただき、千葉県の観光情報や成田空港から東京都心までのアクセスの利便性についてPRしました。
地元テレビ局のインタビューで頑張って千葉県や成田空港の魅力を伝えるチーバくん
ブースへと向かう行列は絶えることがありませんでした。
2018年6月2日に外環道三郷南IC-高谷JCT間が開通したことを受け、千葉県・成田空港と関東一円がより便利につながることの経済効果を考えるとともに、外環道と結合が予定されている北千葉道路の開通への期待感を醸成するため、「平成30年度第2回県内経済活性化ビジネスセミナー~外環道千葉県区間開通により期待される地域活性化効果と発展方向~」を開催しました。
このセミナーでは、国、地元商工会議所、近隣物流関連企業の講演に加え、開通したばかりの外環道松戸IC-高谷JCT間を実際に利用し、成田空港と東葛飾地域が広くつながる意義・効果を体感するバスツアーも併せて実施しました。
参加された方からは、「千葉ー松戸間の所要時間の大幅な短縮を実感できた。」、「北千葉道路整備を見据え成田空港と各都市を結ぶ新規バス路線の開発を検討したい。」、「北千葉道路は成田空港とのアクセス強化に加え、防災上のメリットも多いため、早期開通が必要であると感じた。」といった意見をいただき、外環道の開通効果のほか道路整備の必要性を感じていただくことができました。
バスツアーの道中で、外環道整備により期待される千葉県
の発展方向と課題について講義する小松経済活性化部会長
(ちばぎん総合研究所調査部担当部長)
セミナー会場の様子
外環道開通により期待する効果について講演する薄葉専務
理事(松戸商工会議所)
主催者挨拶を行う水野参与(ちばぎん総合研究所取締役社長)
首都圏における外環道の重要性・整備効果と今後の整備の
展望等について講演する鈴木道路企画官(国土交通省関東
地方整備局)
最新鋭の物流施設展開と社会インフラ(高速道路・空港)の
活用について講演する村上開発部部長(プロロジス)
5月25日(金)、オークラ千葉ホテルにて、小泉副会長(成田市長)、森田知事(特別顧問)をはじめ約100の会員企業・団体の方々に出席いただき、6年目のスタートとなる「平成30年度成田空港活用協議会総会」を開催しました。
昨年11月の臨時総会において協議会の事業期間延長が決定され、第2ステージの始まりとなる今総会では、今後の協議会の事業を後押しする意見も聞かれました。
総会では、小泉副会長が議長となり満場一致で以下の議題が承認されました。
・平成29年度事業報告、収支決算
・平成30年度事業計画(案)、収支予算(案)
また、総会に引き続き、㈱ちばぎん総合研究所の関調査部長による“周遊データを活用したインバウンドビジネスの成功戦略~千葉県インバウンド周遊動向調結果報告~”と題した平成30年度第1回県内経済活性化ビジネスセミナーを併せて開催いたしました。
セミナーの参加者からは、「宿泊拠点別にインバウンドの行動傾向が明かになり今後の事業の参考になった」、「インバウンド対応の重要性を改めて認識した」等のアンケート回答があり、今後のインバウンド対応を考える材料としていただくことができました。
総会の様子
特別顧問である森田知事による挨拶
議長を務める小泉副会長
平監事(千葉県中小企業団体中央会会長)による挨拶
協議会の今後の活動への期待を語る会員
セミナーの様子