成田空港や圏央道の整備の進展により、千葉県のポテンシャルは飛躍的に高まっており、その効果を千葉県経済の活性化につなげていくことがこれまで以上に重要になってきています。
そうしたなか、産業振興と雇用創出に向けた地域開発プロジェクトがどのように構想・実現されるのかを地元自治体、経済団体及び金融機関等とともに学ぶ機会として、県内商工会議所6団体(千葉、木更津、茂原、八街、東金、市原)との共催により、3回にわたって「成田空港と圏央道を活用した地域開発プロジェクト研究会」を開催しました。
研究会の最後には、小松経済活性化部会長から、圏央道の延伸をチャンスと捉えて、こうした研究会に取り組んでいくことの重要性についてお話しいただきました。
参加者からは、「開発事業手法や企業ニーズ等、民間の方が注目している点をわかりやすく理解することができた。」、「引き続き圏央道沿線との連携も視野にいれたご検討をお願いしたい。」といった意見があり、たいへん満足いただきました。
千葉県旅館ホテル組合等4団体から「成田空港と外房就地区を結ぶバス路線」について提案を受け、研究会を設置し、地元の受入体制等の現状・方向性等問題意識を共有し、二次交通等の可能性を検討する研究会を、今年度3回にわたり実施しました。
研究会では、小松経済活性化部会長を座長に、千葉県が行った期間限定高速バスの結果やバス運行シミュレーションによる運行実現のための課題について調査・分析し、まずは地元自治体の受入メニューの掘り起こしが重要であることを共有しました。
(第1回研究会5/26、第2回研究会11/24、第3回研究会3/17)
9月に実施した「北海道・千葉交流パークゴルフ大会IN北海道」及び千葉からのモニターツアーに続き、北海道・千葉交流パークゴルフ大会IN千葉及び北海道からのモニターツアーを実施するとともに、北海道のパークゴルフ場関係者と千葉県のパークゴルフ場関係者を交えて、今後のパークゴルフを通じた北海道と千葉県の交流促進のための意見交換を行いました。
なお、「北海道・千葉交流パークゴルフ大会IN千葉」については、悪天候のため、大会は当日中止となり、参加者を対象とした景品の抽選会を行いました。
今後も、意見交換の結果等をふまえて、北海道と千葉県のパークゴルフ場の間の連携を深めるなど、さらなる交流に努めていきます。
千葉県及び千葉県観光物産協会と連携し、圏央道開通により成田空港へのアクセス利便性が向上した栃木エリアでのPRを実施しました。
学生連携プロジェクト【女子旅×成田LCC】において、成田LCCを使った千葉県ツアーに広島、福岡、沖縄の女子学生8名を招待しました。
ツアーの様子は、若い女性を中心に流行している「Instagram」を使って投稿していただくことで、同世代の友人の方へ千葉や成田LCCの魅力を発信しました。
ツアーに参加した就航先の女子学生からは、佐原での着付けや小江戸めぐりは昔ながらの雰囲気があってよかった、工場夜景の夕日がきれいだった、アウトレットは地元にもあるが、店舗数も品揃えも豊富で買いすぎてしまったなどの声があり、たいへん満足したいただきました。
ツアー最終日には、就航先学生やプロジェクト参加学生などによる意見交換会を実施しました。意見交換会のなかでは、普段の旅行での旅行先の決め方や交通手段、LCCへの意識及びSNSやスマホの使い方などについて活発な意見交換がされました。
また、今回のツアー行程では行けなかったお勧めスポットやLCC就航先のお勧めスポットについてのフリートークも行い、時間が足りないくらい盛り上がりました。
モニターツアーを通して、就航先学生とプロジェクト参加学生も打ち解けることができたため、忌憚ない意見を知ることができました。
なお、今回のプロモーション活動の詳細についてはこちらのFacebook「成田LCCで女子旅」をご覧ください。
当協議会会員である鴨川市・勝浦市と連携し、東アジアからのインバウンドを主に専門としているランドオペレーターを招請しました。
この視察及び意見交換会を通じて、外国人目線でのインバウンド受入に対する助言やツアーに組み入れる場合の課題等について意見をいただきました。今後は、いただいた意見をもとに今後の地元受入体制の充実や更なる観光資源のブラッシュアップを図ります。
成田線が新規就航した函館空港でぬれせんや千葉県観光マップを配布して、千葉県の魅力や成田空港からのアクセスをPRしました。
また、日本パークゴルフ協議会道南連絡会、函館市パークゴルフ協会、函館空港関係者を訪問し、これまでの札幌地域に加え、函館地域との交流促進について意見交換しました。
1月25日に開催いたしました「第1回 成田空港と圏央道を活用した地域開発プロジェクト研究会」に引き続き、「第2回 成田空港と圏央道を活用した地域開発プロジェクト研究会」として、現在、伊勢原市で行っている高速道路の結節点に近接する工業系の区画整理事業を視察しました。
伊勢原市の方からは「東部第二土地区画整理事業に期待するもの」というテーマのもと、実際に土地区画整理事業の実施に至るまでの検討経緯や課題及びその効果について、丁寧にわかりやすくお話をいただきました。
また、伊勢原市東部第二土地区画整理組合の方からは、土地区画整理事業の目的や現況及び工事の手法などについてご説明いただくとともに、現地での工事の様子をご案内いただきました。
参加会員からは、「事例研究として、事業に関わった各セグメントの方々を一堂に集められ、包括的、詳細にお話を伺えたことが大変参考になりました。」、「関係者の方々の熱意、連携が素晴らしく、手続き論以前の、熱意(合意)形成、推進への不断の尽力(姿勢)を学びたいと思いました。」といった声をいただき、大変有意義な事例研究を行うことができました。
今後、第3回研究会では、より具体的な都市計画、農政協議などの手続きと課題、開発手法について研究を行う予定です。
成田空港や圏央道の整備の進展により、千葉県のポテンシャルは飛躍的に高まっており、その効果を千葉県経済の活性化につなげていくことがこれまで以上に重要になってきているなかで、産業振興と雇用創出に向けた地域開発プロジェクトがどのように構想・実現されるのかを地元自治体、経済団体及び金融機関等とともに学ぶ機会として、県内商工会議所6団体(千葉、木更津、茂原、八街、東金、市原)との共催により「第1回 成田空港と圏央道を活用した地域開発プロジェクト研究会」を開催いたしました。
第1回研究会では、地域開発を数多く手掛けるデベロッパーである株式会社フジタ様から「圏央道エリアの課題と認識の共有」をテーマに、圏央道沿線地域の現状や地域活性化への取組みの具体策についてお話しいただきました。
今後、第2回研究会では、現在、高速道路の結節点に近接する工業系の区画整理事業を行っている伊勢原市における現地視察を行ない、第3回研究会では、より具体的な都市計画、農政協議などの手続きと課題、開発手法について研究を行う予定です。
成田国際空港と連携して、東京駅隣接のJPタワーの地下1F「KITTE」にて開催中の千葉県アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」に出展し、成田空港限定ノベルティがもらえるアンケートやカレンダーが当たる抽選会などを行い、首都圏から成田空港への充実した交通アクセスや豊富な航空ネットワークについてPRしました。
東京駅の丸ノ内地下南口コンコースから直結でいけることから、サラリーマンやOLの方などに多くご来場いただきました。東京から成田空港へのアクセスも向上していることを知っていただくことで、海外への出張はもちろん、国内出張や旅行でも一層の利用が増えることを期待しています。
昨年度に引き続き、千葉インバウンド促進協議会と共同で、両協議会の会員である観光・宿泊・交通事業者とランドオペレーターとの商談会を12月1日(木)に実施しました。
訪日外国人数の増加が著しい東アジアや東南アジアの両地域を手掛けるランドオペレーターに直接働きかけることで、会員施設をはじめとした千葉県の魅力や成田空港の利便性を知っていただき、県内への外国人の誘客の更なる増加に繋げていくことを目的としています。
会員34社・団体、ランドオペレーター11社が一堂に会した商談会では各ブースで熱のこもった商談が行われました。
今回の商談会から、会員とランドオペレーターがWINWINの関係を築いていただき、海外から千葉県を訪れる観光客が更に増えることを期待しています。
また、商談会終了後は交流会を開催して、さらなる交流を深めていただきました。
去る10月22日、30日、11月12日、26日に「成田空港親子見学バスツアー」を開催しました。
ツアーでは成田空港、航空科学博物館及び成田ゆめ牧場を訪れました。
柏発、千葉発、茂原発、木更津発の全4回の実施に対して、約1000名の応募があり、155名の方にご参加いただきました。
実際にランプコントロールの仕事をされている空港職員の方の説明や、航空科学博物館でのガイドツアーなどを通じて、成田空港に親しみをもっていただきました。
参加された皆様からも、「空港がたくさんの人たちで支えられて動いていることを体験することができた」、「子どもにとっても良い経験ができた」という声をいただき、「ナリタファン」の拡大につなげることができました。
去る11月9日(水)に「第2回県内経済活性化ビジネスセミナー~今しか聞けないインバウンド~」を開催しました。基調講演には、千葉インバウンド促進協議会の早川会長と高山市ブランド・海外戦略部の田中部長をお招きし、パネルディスカッションには、モデレーターとしてちばぎん総合研究所調査部の小松部長、パネリストとして、基調講演いただいた早川会長と田中部長のほか、鴨川グランドホテルの鈴木代表取締役とPEJの朴代表取締役をお招きしました。
早川会長には「基礎からわかるインバウンド観光」をテーマに、インバウンドの現状や受け入れの際の注意点などについて、田中部長には「高山氏の海外戦略への挑戦」と題して、先進的なインバウンドに対する取り組みについてご講演いただきました。
パネルディスカッションでは「本気で取組むインバウンド」をテーマに、インバウンドの特性やニーズ、ランドオペレーターを活用したセールスなどについてお話しいただきました。
また、セミナー後の交流会では、参加会員の皆様と講師やパネラーの方々との名刺交換や挨拶の機会を設け、大いに交流を深めることができました。
参加された皆様からも、「本気になって取り組むことの必要性がわかった」、「ランドオペレーターを使うメリットについて勉強になった」、「点ではなく面で考えることの大切さがわかった」という声をいただき、今後のインバウンドの取り組みが大きく促進されることへの期待が高まりました。